こんな旅自転車作りました(TOEI フルオーダー パールホワイト 700x30C ランドナー)

こんな旅自転車作りました(TOEI フルオーダー パールホワイト 700x30C ランドナー)

お客様からご注文頂いたTOEIフルオーダーランドナーをご紹介

オーナー様は70年からスポーツバイクを楽しんでいらっしゃるベテラン
今回の自転車は「しっかり走るツーリングバイク」をとのことでオーダーを頂きました

フレームサイズが約600mmにもなるビッグサイズなので、ノーマルサイズの普通のフレームパイプでは物足りないだろうとの推測で、前3角はダブルオーバーサイズのレイノルズ631を使用し、シートステーはΦ16mm・フォークブレードはΦ24OVAL・1.0mm厚のクロモリを配しています

前3角の厚みは0.8-0.5-0.8(シートチューブ上側のみシートピラーに合わせて約0.65mmに削っています)
厚みだけで言うとカイセイ019相当で、重さも一緒

今回はトップチューブとダウンチューブもオーバーサイズ化して高剛性を狙っていますが、踏み味を柔らかくしたい時やチョットしたリアキャリアを装備するだけで、ランドナー的乗り味を求める場合にはトップチューブだけ28.6mmにすることもありますし、踏み味をウィップ感無くしたけど、高荷重にならない乗り方だとダウンチューブのみ31.8mmにしたりとアレンジすることが多いです

シートチューブとヘッドチューブはパーツのサイズによって決まることが多いので、あまり変化は付けにくいのですが(実際にはシートチューブはバテッド位置の調整を良くします)フォークブレード・トップ&ダウンチューブ・シートステーで乗り味に合わせて、サイズや体形に合わせて、コンポーネントに合わせて(特にブレーキ)選んでいます

フレームパイプだけを見ると、現代的なスチールロードバイクで良く使用されているパイプ群となっています

そうするとvelocraftではお馴染みのNAGASAWAロードクラウンを装備しています
泥除けは本所工研・H29を取付けていますが、若干泥除けの方がクラウン内寸よりも広いので、クラウン部は凹ませてセッティングしています

キャリアもサイドプルブレーキ採用時はもっと華奢なFキャリアすることが多いのですが、今回は「大型フレームサイズ=大型フロントバッグ」なので、荷物もイッパイ入ります
その為、フォーク4点固定のシッカリ荷物を支えられるキャリアとしています
現物合わせで、サイドプルブレ―キに干渉しない様に制作して貰っていますので、このブレーキ(ダイアコンペBRS101)以外は装着出来るかどうかは解りません

コンポーネントはカンパ・ポテンザをブレーキアーチを除きフルセットで採用して、ハンドルやピラーはニットウで統一
ホイールはグランボアのハブにマビック・OPEN Proでフレームのコンセプトに合わせてしっかり走るアッセンブルを心がけました

タイヤはグランボアの700x30Cにしていますが、本来はブレーキの許容量を若干超えています
その為、タイヤと泥除けのクリアランスは僅かに(1~2mm)狭くなりブレーキシュー位置は最下端にすることで30Cのタイヤ寸法をカバーしています
ココはかなりシビアな寸法になるので、一般的には28Cまでにすることをお勧めします

ペダルは唯一のシマノ製のSPDビンディングペダル
楽に走れるビンディングペダルは、カンパコンポ採用の方でもシマノ製が圧倒的人気
結局使いやすいのでしょうね

以上、ツーリング車特有のマイルドさよりも、スポーティは走りを追求したツーリング車が出来たと思います

オーナー様、どうぞ良い旅を・・・

【参考価格】約60万円

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