JBTへの道(?)その12

JBTへの道(?)その12

JBTでは、自転車の速さや重量・装備以外にもポイントとして「輪行が可能であること」が必須で「如何に簡単に素早くキレイに輪行状態に出来るか」が重要です

今回制作した自転車はマルト・RK-02の輪行袋に収めることを前提に制作しており、上写真が輪行状態になります
前後ホイールと後ろ泥除けを分割式にして、倒立させるだけで収納出来、慣れれば数分間で収納出来るはずです

しかも、倒立式にすることで、ハンドルとサドルで自立しますから、作業中に自転車が倒れてしまう心配も無く、安定した作業環境を確保しています

よく、油圧ブレーキは倒立状態するのは良く無いと言いますが、それは長期保存の場合のみ
数時間の輪行だけなら、全く気にする必要はありません

泥除けを簡単に軽量に分割させる為に、いつも店で加工している作業とは別の方法にしています

モチロン、泥除けが切れている部分は見えるのですが、ボルト類は一切外側から見えることなく、見ためもスッキリ
更に、泥除けの切れ端を数cm追加しているだけなので、分割に掛かる重量は僅か数gのみ

裏側からボルトを緩めるので、作業性は良くないかも知れませんが、倒立で作業する輪行方法なので、裏側からのボルトの開け閉めは逆に理に適っていると思います

フレームとステーを固定しているダルマネジと同じ8mmレンチで作業するので、工具も1本で全て対応しています

輪行や走行時に必要な工具も重量に影響しますから、輪行作業に必要な工具類も種類を少なくすることも重要です

重量も気になりますので、いつもの組み付けよりも泥除け本体は若干短めにしています
特にリア後端部が解りやすいですね

軽量にしたいけれど、ランドナーとして必要充分であり、シルエットも崩さない様に仕上げたギリギリの仕様を狙っています

このことで、泥除け全体の重量が450gと通常よりも数十g軽くなりました

前後の泥除けを取付けることで、1000ポイント加算されますから、450g重たくなっても550ポイントを稼いだ仕様となっています
どんなに重たい泥除けを取付けても1kgを超えることは、まずありませんから泥除けを付けないという選択は、コンテストとして考えるとありませんよね

っということで、その他のパーツ類は特に加工したり特記したりすることも無いので、以上でJBT用自転車は完成しました

以上で制作記は終了ですが、如何でしょうか?

製作時のコンセプトは「velocraftらしさを追求した自転車」「多くのお客様やパートナーの意見を取り入れる」「大槻の考え方や好みを前面に出す」

一部、途中で投げ出した部分のあるのですが(汗)おおよそは出来に満足していますし、総合1位を取ることも出来ました

ところで、当ブログではスピード重視のレーサー的な自転車を目指す様に書いていますが、サイスポ誌やバイクラ誌、ジャパンバイクテクニークの会場では「普通のランドナーを目指した1台」と矛盾しています

これは、本当はスピード(走りだけでなく、ダートでの走破性や輪行作業、壊れにくさも含めた「速さ」)を追求したレーサーとして製作しているのですが、JBTのポイント稼ぎに最も重要なプレゼンテーション時に「velocraft=ツーリング車販売店」「velocraftが作るから最新パーツのランドナー」という図式にしておいた方が審査員の心象が良いだろうと考えて、あえて「普通のランドナー」と言った次第です(大汗)

ハッキリ言ってセコイ!!!!!ですが、成功したかな??????

2019年11月2日~4日に行われるサイクルモード2019にて、当自転車が展示されますので、普段店頭にお越しになれない方も是非、実物をご覧頂ければと思います

次回、最終回です・・・

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