JAステイン工具の紹介 vol.1

JAステイン工具の紹介 vol.1

以前ご紹介致しました自転車工具メーカーのJAステイン(JASTEIN・STEINTOOL)の取り扱いが、とりあえずスタートしました!

まだ、手探り状態ですので在庫を持っている訳では無く、気になる工具やお客様からご予約を頂いた工具を発注し、無事に第1便が到着致しました
※欠品の商品もありましたので、ご予約分全数入荷はしておりませんので、ご予約頂いたお客様には個別に連絡致します

JAステインの工具はニッチと言いますか、一般的な自転車工具とは少し違うラインナップが豊富な為、パッと見、自転車屋でも何に使用する工具か解らない様な物があります

少しずつではありますが、当ブログで紹介していきたいと思っています

第1回目は上の歯車が3つ付いた工具ですが、何に使う物かお解りになりますか?
名前は「Knurling Tool」ナーリングツールと読みます
使い方は下記の通りです

まずは本体をバイス(万力)に挟みます
3つの歯車位置は開いたり閉じたりする可動式になっています

加工したい部材を3つの歯車内に入れて万力を軽く閉じていきます
※今回は端材のΦ31.8mmヘッドチューブを差しています
その後、パイプを回転させます
3つの歯車がパイプを僅かに食い込ませている程度に調整してあります

そうすると、出来上がりがこんな感じに・・・

お解り頂けますね!
パイプにローレット加工(英語でナーリング)を施す為の工具でした・・・
旋盤をお持ちの方でしたら、ローレット加工用のバイトさえあれば簡単にローレット加工は出来ますが、個人・ショップレベルで旋盤をお持ちの方は多く無いと思います(velocraftでも持っていません)そんなショップでもローレット加工が出来ちゃう優れものなんです

さてさて、これがなぜ自転車専用工具として出ているのでしょう?
どんな箇所で使うのでしょう?

答えはフォークの下玉押しが圧入される部分

1インチJISサイズの下玉押し内径はΦ27.0mmで1インチITAサイズはΦ26.4mm
JISサイズのフォークにITAサイズの下玉押しを入れるにはΦ26.4mmまで削れば良いだけですし、カンパやパークツール等の自転車専用工具として、当たり前の様に販売されていますし、持っている方やショップも多いと思います

しかし、ITAサイズのフォークにJISサイズのフォークを入れるにはどうすれば良いでしょうか?

小さい径を太くする為には、僅か0.6mm差とは言えかなり難しいですよね

velocratではタガネで下玉押しが入る部分に傷を付けて対応してきましたが、とてもキレイに仕上がるモノでは無かったですし、微妙にセンター位置も狂ってしまっていました
まあ「雑な」作業ですよね 仕方がなかったとは言え、とても他の方にお勧め出来る加工方法ではありませんでした

しかし、このナーリングツールを使用すれば、だれでも簡単にキレイに傷を付けることが出来て、適度に直径を広げることが出来ます

ITAサイズのフォークをJISサイズに変更したいというシチュエーションは多くは無いと思いますが、あれば便利なツールだと思います

モチロン、フォーク作業だけでなく、少し緩いシートピラーをシッカリと固定させたい場合や、フレーム制作時にチョットしたデザイン的アクセントを入れたり、滑りやすい工具の滑り止め加工として工具に手を加えたりと使い方は無限大!

現状、店頭在庫もありませんし、価格も暫定価格のトライアル中ですが、ご希望の方がいらっしゃれば是非お問い合わせフォームからメールにてご相談くださいませ

【暫定価格】¥24,750-(10%税込)

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