こんな旅自転車作りました(TOEI スタンダード ネイビー 700x28C ツーリングロード)

こんな旅自転車作りました(TOEI スタンダード ネイビー 700x28C ツーリングロード)

お客様のご注文でTOEIスタンダードフレームにてツーリングロードを制作致しました

ご紹介するにあたり、スポルティフとしてご紹介するかツーリングロードとするか悩みましたが、キャリアレス・サイドプルブレーキ・細い700Cタイヤ・STIレバー等のパーツアッセンブルや輪行方法から「ツーリングロード」とさせて頂きました

本来オーダーメイドですから車種名は全く必要が無いのですが、なんとなくカテゴリー分けをしたくて、勝手に付けているだけですので、あまり意味はありません

今回のフレームはスタンダードで、ラグレス仕様ということもあり、非常にシンプルなシルエットですが、カラーリングにお客様のコダワリが入っています

殆どのお客様のご指定カラーはツヤ有のキャンディーカラーやメタリック調・パール塗装が多いのですが、今回はあえてツヤ消しで指定頂きました

ツヤ消しと言ってもどの程度マット感を出すかで悩みますが、お客様ご自身でパイプに塗装されたサンプルを制作頂きましたので、非常にスムースに話しがすすみました

今回のイメージでは「マットカラーだけどホンのチョット」という印象の「半ツヤ」と呼ばれる様なマット感

オーダーが非常に難しい色指定ですが、ツヤ有→半ツヤ→ツヤ無とマット感が強くなっていきます

velocraftでオーダーを頂くことは少ないのですが、近年のスポーツバイクでは最近マットカラーが人気ですよね!
ロードバイク・MTB等問わず、結構大手メーカーのスポーツバイクにマットカラーが多くなっている印象です

パーツ類はツーリングロードとしてはオーソドックスにコンポーネントを1世代前のシマノ105として、手組みホイール・パナレーサーパセラオープンサイドタイヤ・ニットウハンドル&シートピラー周辺としていますが、特徴的なのは、フロント泥除けの取付け方

通常はフォーククラウン裏のカクシネジでフロント泥除けを固定することで、余計なボルト類が隠れてスッキリと取り付けるのですが、今回はブレーキアーチを取付ける沈頭ナットをロングタイプに変更して、泥除け自体にハト金具を取り付けて、クラウン後でアーレンボルトで固定しています

一見ボルト類が飛び出していて、スッキリとした印象にならず「後付け感が出てしまう」工法ですが、もちろんあえてそうしています

エンド部分もアーレンダルマを利用してアーレンキ―を使用することで着脱が出来る様になっています

つまり、アーレンボルトをアクセスしやすい位置に配置して、輪行時にも簡単にボルトを外したり緩めたりするだけで、前泥除けを外すことが出来ます

更に、フレーム自身にボルト止めする訳では無いので、万が一ボルトやナットが傷んでしまっても、簡単に補修することが出来ますので、度重なる着脱にも耐えやすい構造です

リア側も一般的な分割加工をしていますので、比較的簡単にオーストリッチL-100に代表される様な縦型の輪行袋に収納しやすくなります

フロント泥除けが付いていても、ステムを緩めて90°傾けることで、縦型輪行にも対応出来ますが、どうしても泥除けが不安定でぶつけて曲げてしまうこともあると思います

そんなリスクを回避する為にも、ちゃんと前後の泥除けを外して持ち運べる様にしています

日帰りツーリングでは小さめのサドルバッグ1個でも充分対応出来ますから(写真でもキャラダイスのサドルバッグサポーターを取付けています)、あえて、フロントキャリアは装着せずに、床面積が小さくすることの出来る縦型輪行袋を採用することで、電車移動でも他の乗客に迷惑を掛けにくい
それでいて、自転車も傷つきにくい

現代における「輪行車」と言っても良い1台になったと思います

オーナー様、どうぞ良い旅を・・・

【参考価格】約40万円

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