レイノルズ631フォークブレード

レイノルズ631フォークブレード

英レイノルズ社の631フォークブレードが久しぶりに通常ラインナップの在庫が出来ました

左から順番に
Φ24OVAL TIP13mm 1.0-0.6mm 375mm 45mmBENT
Φ24OVAL TIP13mm 1.0-0.6mm 370mm STRAIGHT
Φ24OVAL TIP17mm 1.1mm 400mm 45mmBENT
Φ24OVAL TIP17mm 1.1mm 400mm STRAIGHT

コラム部分のサイズは全て同じでΦ24mmパイプを27.5x20mmに潰した楕円形で、ロードバイク系の最も一般的なサイズ
なで肩・いかり肩問わずご使用頂けますし、クラウンの種類も豊富で寸法に困ることは少ないと思います

TIP(先端太さ)は13mmのノーマルタイプと17mmのディスクブレーキ用の2種類
左右共に同じ太さを使用するのが一般的ですが、左右でTIPサイズを変えたアシンメトリーの仕様も勿論OKですし、ディスクブレーキにされる方が左はディスク用で右はノーマルという組み合わせの方が販売量が多いと思います
JBTに出場した際のvelocraft号がその組み合わせにしているのが、理由でしょう
左右のバランスを考えると、アシンメトリーの方が良いと思いますが、ディスクブレーキの強力なストッピングパワーを支えるという意味では左右共に太い方が良いでしょう この辺は「味付け」ですね

厚みはノーマルタイプが1.0-0.6mmのシングルバテッド
フォークブレードにバテッドが入っているのは珍しい仕様だと思います
フォークを軽量にする場合には良さそうに見えますが、実際には重量は殆ど変化ありません
個体差はありますが、1本175g位あります
どちらかというと、乗り味の差が生まれてきます
通常のクロモリに比べて631の方がパイプとしては硬いのですが、フロントフォークにすると一般的な1.0mm厚のクロモリフォークに比べて若干柔らか目になります
大槻は体重が80kg弱ですが、ハードブレーキング時に若干のしなり過ぎ感があります
通常ツーリングバイクでは23OVALを使用しますが、631は24OVALですので、ツーリングバイクとしては、丁度良いバランスになる様に思っています
※一般的なクロモリ1.0mm厚のΦ23OVALよりは随分とシッカリした感じにはなります
ディスク用は1.1mmのプレーンとなっており、Φ24mmパイプを絞って17mmに成形していますので、先端部分はかなり厚くなっており2mm以上の厚みとなります
太さと肉厚で、Φ24OVALの中では最上級の剛性感(硬さ)が高くなっています
悪く言えば乗り心地が悪い、良く言えば安心感がある、っといった感じです
ディスクブレーキ採用時はブレードに掛かる負荷が強くなるので、これくらいは最低必要だろうと思いますが、実はそれでもディスクブレーキの負荷を支え切れていない感もあります
スチールフォークの中では最適な選択だとは思いますが、カーボンフォークには敵わないと思います
スチールフォークらしいシルエットを求め、少しでもディスクブレーキに負けないフォークにしたい時にご使用ください
勿論、フォークはブレードだけでなく、クラウンやコラムの剛性感も重要ですから、ブレードだけで判断は出来ませんが・・・

ブレードの長さはノーマルタイプの場合には700×28~32C程度が最大です
元々がロードバイク用のブレードですから、仕方がないですね
ディスクブレーキ用は400mmありますので、グラベルバイク等にも充分使用出来る長さがあります

曲りの無いストレートと45mm曲げたベントの2種類がありますが、631は素材として硬い為、曲げ直しは難しくなっています
若干でしたら可能ですが、±10mm程度に抑えておきましょう
※曲げる際は焼きが入らない程度に熱を加えると良いと思いますが、冷間でも可能です(サイズの合ったベンダーを作ることを強くお勧めします)
ストレートの場合はベントが0~10mmまで、ベントの場合は35~55mmまでで調整してください
元々45mm曲げてあるベントタイプは大よそですが、そのまま製作すると55mmオフセットになると思いますので、フォークオフセットでは45~65mm程度となり、ツーリングバイクでは使いやすいオフセット量となるはずです
※勿論ブレードの曲げだけでなく、クラウンのガタ付きや角度でフォークオフセットは変化します

個人的にはフレームよりもフォークの方が乗り味に与える影響は大きいと思っているくらい、フォークの乗り味は重要です
以上、ご参考までに

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