こんな旅自転車作りました(キャノンデール アルパイン 700x37C トップストーン4)

こんな旅自転車作りました(キャノンデール アルパイン 700x37C トップストーン4)

お客様のご注文で、米キャノンデールのグラベルバイクであるトップストーン4をツーリング仕様に仕立てました

写真からも解る通り、サイズはXSで身長150cm台のオーナー様です
今夏から約3か月程掛けて北海道をグルリとめぐり、そのまま本州を南下し東京へ帰ってこられる日程だそうです
なんとも羨ましいですね

37Cとオフロードに耐えられる太目のタイヤに、丈夫なアルミフレームで、1:1を切るローギアードを持ち、キャリア用のダボや多くのボトルケージダボを備えるトップストーン4は、キャンプツーリングバイクとしても、非常に優秀です

サイクルスポーツ誌のMOOK「自転車キャンプを楽しむ50のヒント」でも表紙を飾った1台ですし、田村編集長も実走してかなりの高評価をされていましたので安心の選択です

一般的にvelocraftでは、ランドナー的なトラディショナルツーリングバイクを多く販売しておりますが、その場合には2サイドのツーリングバイクは基本的にフロント側にバッグを装備しています

しかし、今回は直ぐに取り出す荷物を入れる為の小型フロントバッグを除き、車載は全てリア側にまとめています
たわみ量が大きいスチールフレームではフレームが安定せずにフラフラした乗り味になりがちですが、極太アルミフレームですので、剛性感不足によるフラフラ感が出にくくなっていますし、元からフレームの設計がリア荷重を想定しています

見落とされがちなところではありますが、この自転車のトレイル量はカタログ値によると約72mmもあります
カラ荷でダートを走るのには向いていますが、この数値でフロント荷重にしてしまうと、極端に曲がり難い自転車になってしまいます
通常コーナーでのバランスを考えて、フロント車載のフレームのトレイル量は40~50mm未満にセッティングされますからね


その自転車のジオメトリーやフレーム剛性感を考慮し、どうやって荷物のバランスを取るかを考えることが市販車を販売する時に、注意が必要な点です
答えが適正で無い時には、あえてお客様のご希望と違う自転車をお勧めすることもあります
※例えば、今回のトップストーン4にフロントサイドバッグを付けたいというご要望があったら、自転車を変更するかリアに荷物を付ける様にご説明(説得?)します

そして、今回の最大の特徴は「カゴ」を装備したところ
一般的にツーリング車へカゴを付けることはあまりないのですが、オーナー様がツーリング中に少し特殊な形状でデリケートな荷物を運ぶ為、あえて選択しました
当然、乗り降りはし難くなってしまうのですが、それよりも荷物の持ち運びと保護を優先したかたちになります

それにバッグと違いカゴは荷物の出し入れ等便利な部分も多くありますからね!

過去に(25年位前かな?)世界を自転車で旅する著名なツーリストである一条裕子氏に「カゴが無かったら走りたくない!絶対必要!」と言われたことを思い出しました  (懐かしい・・・)

いつものvelocraftとはちょっと違った使いやすいツーリングバイクになったと思います

オーナー様、どうぞ良い旅を・・・

【本体価格】¥126,500-(10%税込)
     ※その他アクセサリー 約7万円

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