
velocraftでは最もポピュラーなラグであるアロテック・イタリアンカットラグの欠品していた商品が再入荷し、通常ラインナップの全品が久しぶりに揃いました
ノーマルヘッド・ノーマルサイズパイプ
ノーマルヘッド・ダブルオーバーサイズパイプ
オーバーヘッド・ダブルオーバーサイズパイプ
の種類がありますので、ダイアモンド型ラグフレームを製作するのに過不足の無いラインナップが揃っていると思います
但し、小さめサイズのフレームを製作される方に、シートチューブの角度がもっと立っているシートラグが欲しいというご要望が多かったので、今までの73.5°に加えて今回75°のシートラグも追加致しました
小さめサイズのフレームはライダーの大腿部の長さが短くなりますので、シートチューブの角度(シートアングル)を立てて製作することが殆ど
例えばランドナーの場合500~550mm位のフレームサイズなら73°で590mmを超える様な場合だと72°位で設計しますが、490mm以下の場合は74°位にします
スポルティフなら490mm以下は75°位まで立てます
今までの73.5°のシートラグでも2°位のアジャストは冷間で加工可能ですから、75°位なら問題はありません
しかし、ヘッドチューブ長を伸ばす為にスローピングフレームにする場合はどうでしょう
TOEIスタンダードでもそうですが、ホリゾンタルフレームを基本とするラグフレームですと、せいぜいスローピングの傾きは2°まで位が普通です
一般的なサイズだとランドナーの場合には73°位のシートアングルですから、2°スローピングさせてもシートラグの角度は75°
73.5°でも問題無く使用可能
しかし、小さめサイズで75°のシートアングルを持つフレームに2°スロープさせてしまうと77°のシートラグ角度が必要になります
色々と手を加えれば、73.5°のシートラグでも製作可能ですが、チョット大変
※大きく角度を変える場合は熱間でシートラグを調整しますが、場合によりシートラグに亀裂やシワが入るので、その箇所をTIG溶接で埋めてからヤスリで均す作業をする等の手間が発生します(この程度でしたら、そうはなりませんが・・・80°を超える場合にはかなりの確率で、この作業が必要です)
そんな需要の為の75°シートラグです

同種のBBシェルは欠品していた訳ではありませんが、追加で再入荷しています

欠品していたブリッジパイプも再入荷しています

キムラ製作所の中でも最もオーソドックスで細長いフロントライトLH07Cも久しぶりに再入荷しております
最近は、各メーカー欠品が多くお客様にご迷惑をお掛けすることが多くなっております
申し訳ございません
特にニットウ・本所・ブルックス・パイプ類の欠品が多く目立っております
メーカー取寄せ品も多いvelocraftですので、お急ぎの方はご注文の前にメールにて在庫の有無をお問い合わせ頂くとよろしいかと思います
是非、ご検討くださいませ