こんな旅自転車作りました(TOEIスタンダード ネイビー 650x38B グランツーリズム)

こんな旅自転車作りました(TOEIスタンダード ネイビー 650x38B グランツーリズム)

お客様のご注文で、TOEIスタンダードフレームを使用したグランツーリズムを製作致しました

今回は特にコストと車載量に重きをおいたフレームとパーツアッセンブルを心がけました

車載量はバッグの容量ベースで、46.6ℓと余裕ある大きさ(実際にはもっと入ります)
これだけの容量があれば、1週間程度までの短泊キャンプツーリングなら冬季で装備がかさ張っても楽に入るでしょうし、夏季であればもっと長い1~2か月程度のキャンプツーリングにも充分対応可能

パーツ類はガシガシ使える様にあえて高級なパーツを使用せずにアッセンブルしています
ディレイラ―はシマノ製クラリスとして、ハブも高級なグランボアやベロオレンジ等は使わずにシマノ製
勿論、性能に不安はありません

ブレーキアーチも安価なシマノ製カンチブレーキのCT91を採用しています

勿論ただ安価な物を使用する訳では無く、ブレーキに付属しているY型ユニットリンクは使用せずにダイアコンペ製のチドリとアーチワイヤーに変更しています
そうすることで、輪行への対応もしやすくなりますし、調整幅が広く取れて好みの調整が取れる様にしています
この辺の細かなパーツチョイスで矛盾点を減らし、使いやすい1台を心がけています

例えば、ブレーキレバーはダイアコンペ製の上出しタイプを使用していますが、アウターワイヤーが長いので、ブレーキング時のアウターワイヤー縮み量が多くなり、リア側は特にグニャ感がフロント側より強く出てしまいます
少しでも解消する為に、チドリ位置をフロント側よりも若干上にして、ブレーキシューの突出し量を小さくします
そのことで、ブレーキの効きは弱くなってしまうのですが、カチッと感が強まり、ブレーキングのフィーリングが前後で近くなります(完全に同じになる訳ではありません)
このセッティングにするとリア側の制動力は落ちるのですが、元々リア側の制動力はあまり求めていませんので、問題はありません

また、バッグの取付けボルトは上写真の様にバッグの内側にバックルを入れる様にしています
輪行をする時等バッグの取り外しはし難くなるのですが、こうすることでベルトをシッカリと絞れるので、走行時のバッグの揺れを極めて減らすことが可能です
バッグメーカーによって出来る出来ないがあるので、全てのバッグでする訳ではないのですが、特に横長の大きめサドルバッグはバックルを内側に入れられるタイプを通常お勧めしています(オーストリッチやキャラダイス等)
走行中にバッグが揺れて脚に触るのは気持ちが良いものでは無いですからね

機能やコストだけなく、キムラ製作所製前後ライトやベロオレンジ製クランクセット等を採用することでトラディショナル感・高級感を演出することも忘れてはいません
定番のニットウ製ランドナーバーや本所工研の泥除けやMKSのトークリップ式ペダルも抜かりなく装備しています

着脱式のフロントサイド枠・分割式泥除けにすることで、一般的なランドナースタイルからツーリズム・グランツーリズムとして使いでのある1台になったと思います

オーナー様、どうぞ良い旅を・・・

【参考価格】約43万円(10%税込・バック類含む)

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