TOEIスタンダードフレームについて vol.3

TOEIスタンダードフレームについて vol.3

スタンダードフレームもブレーキワイヤーは内蔵加工が標準です

トップチューブに内蔵用フタを取付けてアウター受けの変わりになっておりますので、アウターワイヤーはココで一旦カット

細いスチールの管がトップチューブ内に通っていますので、インナーワイヤーを通していけば途中で引っかかることも無くスムースに出口に向かってくれます

内蔵だからと言って、特にワイヤー組付けが大変は訳ではありません

アウター受け部はΦ5mmですのでアウターキャップを装着せずに直接ブレーキアウターを当てますから、若干アウターに傷が入ってしまいますし、インナーワイヤーはトップチューブ内のスチール管と若干擦れますから、サビが移りやすく抵抗感も増えてしまいます

実用上で不満が出るとは思っておりませんが、少しでもブレーキの効きを良くしたい、メンテナンス性を上げたいという方は下写真の様に割り入りアウター受けにすることも可能です

内蔵の場合は入口と出口の位置を指定し、割入りアウター受けの場合には出入り口の位置をしていします

出入口は真上・左上・右上・左下・右下の5パターンから

割入りアウター受けの場合は真上のパターンも多いですが、内蔵の場合は左右どちらかに振る場合が多いですね

今回の場合は入口が右上で出口が左上の指定で製作しています

入口を右上にした理由は、左ブレーキレバーを後側とした場合ステムを超えてから内蔵フタにブレーキワイヤーが流れるので、ステムの上でブレーキワイヤーがクロス状態になる様にした為

出口を左上にした理由は、右側から自転車は見たり写真を取ったりすることが多いので、少しでもブレーキワイヤーが見ための主張をしない為

ブレーキワイヤーをステム上でクロスしない組み方なら左上→左上ですし、右後ろでブレーキワイヤーを組む場合は右上→左上ならクロスしない、左上→左上ならクロスする組み方

ブレーキレバーがエアロ型やSTIレバー等なら、入口は右下か左下の方がワイヤリングはスムースになりますし、サイドプルブレーキならワイヤリングの左右整合性を取る為に左上か左下にします

店頭でも良く「パーツが決まらないとフレームが作れない」とお話しをすることも多いのですが、ブレーキワイヤーの流れ(低抵抗)も、その理由のひとつなんです

割入りのアウター受けの場合には左側から右側等の位置を変更することは出来ませんので、真上にして左右どちらからでもワイヤリングに違和感が出にくくすることが多いですね
エアロブレーキレバーの場合は左下のパターンが多いと思います

ブレーキワイヤーの流れは自転車の組立ての時に特に重要なパートのひとつですので、慎重にお選びください

続きます・・・

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