velocraft x 鶴岡レーシング ツーリングフレーム その4

velocraft x 鶴岡レーシング ツーリングフレーム その4

フレームの乗り味やシルエットはパイプとスケルトンだけで決まる訳では無く、その他数多くの部材も重要です
今回のフレームに使用している部材を簡単にご紹介

基本的には
1・トラディショナルな雰囲気を壊さない
2・取付けパーツとの互換性や相性
3・入手しやすい
4・単品購入も可能
をポイントに選択しています

まず、肝心要のフォーククラウンはタカハシ剣先クラウン
剣先デザインが人気のツーリングバイク定番のクラウンで、スポルティーフからランドナーまで幅広く使用されています

内側寸法が約47mmですので、本所工研のH47-26Nまでのサイズがベストマッチ
その為、650x36Bを使用する場合にはH47を350x32A(35A)を使用する場合には同じく本所工研のH40-26NH29-26N(マビック型)がお勧めです

ヘッドラグとシートラグは、オーソドックスなイタリアンカットのアロテックF130シリーズを採用しています

ラグ自体の角度も使いやすいので、通常サイズのホリゾンタルからスローピングサイズの480mmまで全種このタイプを使用します

シートステー蓋はソケットタイプの笹葉型を採用しています
ソケットタイプを使用することで数十グラム重量増にはなってしまいますが、作業性を良くして見ためのバラツキも抑えています

余談ですが、ソケットタイプのフタを使用する時は置きロウと言って、シートステーパイプの中に螺旋状にしたロウ材を仕込んでからパイプを炙って溶かして接着する方法が多いのですが、今回のフレームは外側からロウ材を差して接着しています

その為余分なロウ材を必要とせず最小限で済みますので、重量面では若干軽量に仕上がりますが、チョットでもはみ出してしまうとパイプに段差が出来てしまい、テクニックを要する工法でもあります(ヤスリで削り落とすことで修正は可能です)
この辺の作りかたが、競輪フレームを得意とする鶴岡レーシングさんらしいですね

但しΦ16mmシートステーを使用する600mmサイズだけは、製品が無いのでハス切りでの製作となります

エンドはフロント側がタカハシのダブルアイレット、リアがTOEIでも採用されているダブルアイレットを使用しています

勿論、両方ともキャリアや泥除けとの相性が良いプレートタイプのエンドです

泥除け側はΦ5mmでダルマネジを裏側からナットで留める様にして、キャリア側はM5ネジでニットウキャンピーシリーズ等の大型キャリアが付けやすくなっています
お約束ですがリア泥除け側ダボはチェーンとのクリアランスを確保する為に内側1/2程度をザグリスペースを確保しています

エンド幅は現代のスタンダード100x130mmとしています

BBシェルはロンシェンのLB01イタリアンカット

価格的にもブランド的にもアロテックのBBでも良かったのですが、作業性と精度、寸法が使いやすいためBBシェルのみロンシェンを採用しました

BBシェル内側から穴が見えますが水抜き穴では無く、プラスティック製のワイヤーリードを取付け為のもの
M5ネジを切ってあります

その他小物のオーソドックスに仕上げています

レバー台座は基本のカンパ型ですし、カンチブレーキ台座も普通の形状です

勿論、ボトルケージ台座はシートチューブとダウンチューブの2か所にありますし、チェーンフックも右側シートステーに、ブリッジにはボトルケージ台座と同じダボをカクシ位置で設置していますし、クラウン裏にも泥除け用台座を角度を付けて設けています

トップチューブにはベアシステムで割入りアウター受けが2か所真上に付けています
真上にすることで右前でも左前でもブレーキのルーティンがしやすくなりますが、エアロブレーキを使用した場合には多少塗装へのダメージが出てくると思いますので、保護テープ等を併用すると良いかもしれません

フレームパイプや細かな部分でコストを削減することも出来るのですが、使いやすさや乗り味を考えてコンナ仕様にしました

部材1点1点を公表しているフレームも少ないと思いますが、正直に販売していきたいと思っています
価格も安くはありませんから台数多く販売するフレームでは無いでしょうが、大事に販売していきます

是非、ご検討くださいませ

【価格】¥213,840-(8%税込) 税抜価格¥198,000-
※フレーム&フォーク&ワイヤーリード&シートピン

フレームのご紹介は以上となりますが、次回より本フレームを使用して展示用に完成車にしていきながら、パーツアッセンブルのポイントも含めてご紹介していきます

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