velocraft x 鶴岡レーシング ツーリングフレーム 組立て編 vol.2

velocraft x 鶴岡レーシング ツーリングフレーム 組立て編 vol.2

オリジナルツーリングフレームの組立て第2回は泥除けを取付ける前にカンチブレーキとFキャリアを取付けます

前回ご紹介した様に、今回のメインコンポーネントはシマノ105のSTI仕様を予定していますので、いくつか注意しなければならない事があります

最も使用されているカンチブレーキと言えばシマノBR-CT91でしょう
その他ダイアコンペ製やグランボア製カンチブレーキがvelocraftでは定番品ですが、基本的にはその全てをお勧めしておりません

現在流通しているカンチブレーキは、シマノSTIレバーとの相性が悪く制動力が落ちてしまいます
只でさえ現在主流のサイドプルやディスクブレーキと比べて制動力の弱いカンチブレーキですから、その差は歴然

シマノでは「若干の制動力の低下がある」旨をカタログ等に記載していますので使用出来ない訳では無いのですが、お客様の強い要望が無い限りお取付けはしていません

その為今回取り付けるのが、現行105STIレバーに唯一対応しているカンチブレーキであるシマノ BR-CX50
アラヤのフェデラルやツーリストに標準採用されていることで有名ですが、寸法が独特なのでカンチブレーキ共締めのキャリアを併用する場合の取付けに注意が必要です

キャリアは市販品であるニットウの小型Fキャリア「NF-23」を使用します
フォーククラウン前端からキャリア前端までの距離が約20cmと、同じくニットウのM12と比べて約5cm小さくなっています

若干細身の快走系ランドナーですので、NF-23を選択しました

通常NF-23を装着する場合にはブレーキ本体を両頭ボルトで固定してからキャリアを固定するのですが、BR-CX50はブレーキ台座部の長さが長くて、キレイに取り付けることが出来ません

一番上の写真BR-CT91はブレーキの取付け位置に台座が顔を出しているのが解ると思いますが、ブレーキ本体は台座長よりもわずかに短く出来ています
一方BR-CX50は台座が見えないと思います
台座長よりも約5mmブレーキ本体が長く出来ていますので、台座がブレーキの奥に入ってしまいます

その為・・・

通常通りの取付けでは、キャリアが前上がりになってしまい恰好良く取り付けることが出来ません

両頭ボルトを使用せずに、直接ブレーキとキャリアをブレーキ取付ボルト1本で固定します
これで、何とかキャリアの水平が保てますし、キャリアの泥除け取付け用台座の位置も丁度良くなり、この後の泥除け取付けも苦労が少なく済みます

ブレーキレバーを決めてから、それに対応したカンチブレーキを決めて、そのカンチブレーキに対応したFキャリアを決める
この順番を守ってパーツをチョイスして頂けると矛盾少なく、パーツ類を選ぶことが出来ると思います

なので、こんな理由からvelocraftではシマノSTIレバーを使用したツーリングバイクをあまり販売していません
大きめサイドプル・センタープルブレーキでは対応しているブレーキが無く、カンチブレーキも1種類だけ(しかも見ためも・・・)では、面白くありませんからね

オーダー車で手元シフトの殆どがカンパニョーロになる理由でもあります(少し前までマイクロシフトの手元シフトでも良いのがあったのですが、廃番の様です(涙))

さて、次回から泥除けを取付けていきます・・・

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