velocraft x 鶴岡レーシング ツーリングフレーム 組立て編 vol.6

velocraft x 鶴岡レーシング ツーリングフレーム 組立て編 vol.6

組立て編の6回目からは、コンポーネントの組み付けに入っていきます

いつも作業をしている順番では無く、特徴的な箇所から順に装着していきます
まずはリアディレーラーから・・・

当初の予定通りシマノR7000系(最新モデル)の105を取付けていきます

R7000系に105がモデルチェンジされて最も大きく変化したのが、リアディレーラー

シングルテンション化してBテンションスプリング(ディレーラーハンガー部のバネ)が無くなり、右側への張り出しも少なくなりました
所謂シャドーディレーラーですね

試しに、SUNXCDのリアディレーラーを取付けてみました
105ディレーラーと比べると張り出しが随分と大きいのが、お解り頂けると思います

転倒時にぶつけて曲げてしまうリスクが減り、メリットとしては大きいと思います

しかし、シングルテンション化されて、リアホイールの着脱が少し難しくなったのと、トップ&ロー位置の調整ボルトがドライバーからアーレン式(2mm)に変更されて泥づまり&サビが気になります

しっかりとメンテナンスをされるベテランの方でしたら何ら問題にならないと思いますが、輪行時のリアホイールの着脱は慣れていないと最初に手こずるポイントですから、ハードルが僅かに上がってしまいますし、メンテナンスをしないでサビだらけになってしまうと、スチールのボルトですから、アーレンキが上手く入らなくなる可能性があります

105に限らず、デュラエースもアルテグラもカンパも調整ボルトがアーレン式に変更されてきていますので、大丈夫だとは思いますが・・・

また、ディレーラーが変更になりシフトアウターも変わりました
大槻も含めて長年自転車屋をやっている人ほど、昔の常識にとらわれがちですから、ついつい従来のシフトアウターや見ためが恰好良い他社製品を使用しがちですが、シマノの説明書には必ず専用シフトアウターを使用する様に記載されています

従来のシフトアウターと比べてしなやかになり、急角度の曲げにも対応しやすくなっていますので、取付けに苦労することは無いのですが、シフトアウターキャップの形状にも指示があり、ディレーラー側はアルミ製をチェーンステー側にはロングノーズキャップを使用する様になっています

また、ロゴの刻印されている側は長さ調整の為にカットしてはならず、ロゴが入っていない側をカットする様にも指示がありますので、アウター長の調整にも注意が必要です

但し、説明書通りだけでもつまらないので、色々試したいとは思っていますが、どの方法であれシマノ推奨の方法ではありませんので、自己責任になってきます

今回は105STIレバーを使用しますので、Wレバー台座にはアジャスター付きのアウター受けを装着します

普通ならシマノ製のアウター受けにするのですが、今回はIRD製を使用します
全て金属製ですので、シマノやカンパの様に樹脂部品が無いことも好印象ですが、何と言ってもシフトアウターが台座から簡単に外せるのが魅力です

※ココ以下はご紹介の為に仮パーツでご説明します(実際にはSTIレバーからワイヤーが出ますが、適当なワイヤーを取付けています)

シフトワイヤーはダウンチューブ下部付近にリッチー製ワイヤージョイントを取付けます

シフトワイヤーが2本必要になるのですが、工具を使用する事無くシフトワイヤーをバラすことが出来ます
分割フレーム(デモンタブルフレーム)での輪行時に主に使用するパーツです

ワイヤージョイントを手でクルクルと反時計回りに廻せば簡単にワイヤーが分割出来ます

戻す時も手で締めるだけで、再調整の必要も無くシフトチェンジが可能です

ワイヤージョイントを外せばWレバー台座に取り付けたアウター受けも簡単にシフトワイヤーを外すことが出来ます

つまり、手元シフトレバーを使用していてもシフトワイヤーが外せるので、フォーク抜き輪行が簡単に出来る様になるのです

Wレバー台座では無く、割入りのアウター受けが付いていれば同様にシフトワイヤーを外すことも可能ですが、Wレバー台座が無くなることで、Wレバーを使用したくても取り付けられないフレームになってしまいます

今回のフレームはオーダーメイドでは無く、レディメイド品ですから多くの用途が考えられますので、Wレバー仕様でも手元シフト使用+フォーク抜き輪行でも可能な様に考えております

パーツの選択肢や輪行方法の選択肢は多いに越したことは無いですからね

勿論、シフトだけでなくリアブレーキワイヤーも外さないとフォーク抜き輪行は出来ませんが、そのご説明はブレーキワイヤー取付け時にしておきます

手元シフトを装備していながらもフォーク抜き輪行を可能にしたのには、フォーク抜き輪行をもっと広めていきたいから

最近は輪行が手軽に出来る様になりましたが、大きな荷物である自転車はどうしても他の乗客の方には邪魔なだけ
少しでも迷惑を掛けない様にする為にもなるべく荷物(自転車)を小さくしておきたいと思っています

その為には折り畳み自転車以外ではフォーク抜き輪行が最適だと思っています

自転車の収納時間や簡便さを優先するよりも、小ささを優先したい
そんな考えで、今回ご紹介したパーツを選択しています

次回はBB周辺を組みつけていきます
続く・・・

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