こんな散歩自転車作りました(トレック FXリミテッド 700x32C クロスバイク)

こんな散歩自転車作りました(トレック FXリミテッド 700x32C クロスバイク)

いつもの投稿とちょっと変えて、クロスバイクの改造事例をご紹介します

アメリカンメーカーのトレックは大手メーカーとして超有名ですね
クロスバイクは勿論、ロードバイクやMTBからキッズバイクまで幅広くラインナップされています

トレックのクロスバイクはFXと言う名前でラインナップされまていますが、限定モデルのFXリミテッドのカスタムをご依頼頂きました

元の形状は上写真
シルバー系パーツでまとめられているのは珍しいですが、極オーソドックスなクロスバイクという印象です

700x35Cタイヤにフラットハンドル、フロントギア3枚でアルミ製スローピングフレーム
そんな1台を下写真の様にカスタムしました

ハンドルバーをプロムナードバーにして、本所工研の亀甲泥除けを追加しています

これだけでグンッと落ち着いた大人のお散歩自転車に仕上がったと思います

如何ですか?

パッと見ためは単純にハンドルバーと泥除けを装着しただけに見えますよね?

しかし、ハンドルバーは単純にポン付けで済んでいますが、泥除けは意外と大変でした

まず、完成車状態でタイヤとフレームのクリアランスが本所泥除けを取付けることが前提のフレームでは無いので、クリアランスのバランス計算が必要です

フロントタイヤとフォーククラウンの隙間が僅か11mm程に対して、リアシートステーブリッジ部のクリアランスは約30mm

泥除けを均一に付けることが無理なだけでなく、フォークとタイヤのクリアランスが11mmでは、泥除けが入る隙間はありません
無理して装着したとしても、タイヤと泥除けのクリアランスが7~8mmしか無く、取付ボルトとの隙間は5mmにもなりません

これでは取付けが出来たとしても、チョットした砂利を巻き込んだだけで、ホイールがロックしてしまう可能性がありますので、実用上良くありません

そこで、タイヤをパナレーサー パセラ700x32Cに変更して、クリアランスをかせぎます
そうすることで、フォークとタイヤのクリアランスが15mm程となり、何とか実用に耐えられる寸法になります

15mmでは実用上の問題が無いだけでクリアランスとしては少なすぎますから、見ためのバランスを考えて泥除けを凹ませて、泥除けが全体的に上に見える様に変形させます

これで何とかなりますが、当然フォークには泥除け装着用のカクシネジなんてありませんから、クラウン後部の貫通穴にL型のハト金具を取り付けて前泥除けを装着します

そうすると、隠しネジでダイレクトに泥除けを取付けた時と比べて固定力が弱く、クラウンより前方にある泥除けがタワミ、バタバタとあばれてしまいます

それが原因でフォークと泥除けが干渉し、ビビり音が発生してしまいます
ビビり音の発生を無くすにはフォークと泥除けの隙間を広げてあげるしかないので、クラウン部の泥除けを変形させてフォークとのクリアランスを広げてあげる必要があります

また、リアのシートブリッジは700x32Cのタイヤにしたことで30mmのクリアランスが更に広がり33mm程になります
貫通穴にフロント用のハト金具を装備することで、リア用ハト金具と比べて約5mm泥除け位置を下に下げることが出来る為、フロント用を仕様します

但し、貫通穴のネジサイズはM5なのに対して、ハト金具の取付け部はΦ6mmの穴が開いている為、普通のM5ボルトで固定すると左右に若干ずれてしまいます

そこで、ネジ部はM5で、付け根の箇所が6mmに広がっているボルトを使用して取り付けています
具体的にはシマノのロード用サイドプルブレーキシューを固定するボルト

これなら、しっかりとセンターを捉えてくれます

コンナ感じでクロスバイクに泥除けを装着するのには、数多くのテクニックが必要です
最初から本所工研の泥除けを装着することが前提のフレームなら、決まったルーティンの中での作業ですから楽なのですが、もう一段ハードルが高い取付けとなります

velocraftの得意分野の作業と言えると思いますが、如何でしょうか?

【参考価格】
泥除け取付け作業料 ¥8,640-(8%税込)
泥除け価格 ¥10,530-(8%税込)

※当自転車はvelocraftで販売した自転車ではありません
トレックは姉妹店のCWS吉祥寺で取り扱っております

※各部UPのアザーフォトをインスタグラムにUPしておりますので、合わせてご覧ください

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