ツーリングバイクではラグレスフレームであっても、フォーククラウンはラグ付きの時と同じクラウンを使用する場合が多いですが、ロードバイクの場合にはラグレスフレームならフォークもラグレスにということが多い様に感じます
そんなご要望にお答えするのが内ラグ式のフォーククラウン「ロンシェン LC09」
MTBやアメリカンスタイルのツーリングバイク、ヨーロッパのトレッキングバイク等で見られる「ユニクラウンフォーク」が本当の意味でのラグレスフォークだが、スタイル的には好きになれないならラグレス風の本品を使用することでヌメッとしたシルエットとフォークを製作することが出来ます
実際の作業ではフォークブレードの内側に差し込まれる部分は若干大きめなので、1.0mm厚以上のブレードを使用する場合(殆どの場合がそう)クラウンを削りブレードがピッタリ入る大きさに調整をしてください
そうすることで、1.2mm厚以上もある様な分厚いブレードにも対応することが可能です
見ため的にはなで肩のスロープスタイルですのでロードバイク向きですが、フォーク内側寸法が約41mmと比較的広めに設定されていますので、700x32C程度のまでならタイヤクリアランスも確保出来ますし、泥除け装着なら41mm幅の本所H30まで対応可能です
泥除けを若干変形させて良いならマビック型泥除けのH29の使用も可能です
但し、ツーリングバイクに使用する場合はなで肩形状の為センタープル直付けとの相性は良くありません
※フォークブレードを長く取り、コラムをクラウンの下へ付き出すことで取付ける事は可能です
ラグレスフレーム制作時に是非お役立てください
最近ビルドパーツの売れ行きが好調です(有難うございますm(_ _)m)
何故でしょうか???
寒くなってきて皆さんオフシーズンで、フレーム製作時期なのでしょうか?
人気商品は、フレームパイプでは無く小物類各種
ボトルケージダボやカンチブレーキ台座等
恐らくフレームを始めから製作するのでは無く、既存のフレームに追加工をされているのだと推測しています
ボトルケージ台座の増設なら、専用の機材が無くてもカセットコンロ用のガスとバーナー、市販の低温銀ロウとフラックス、フレームに穴を開けるハンドドリル+αで出来ますからね
勿論、自身で作業するとメーカー保証は受けられなくなりますし、炙り過ぎて歪んでしまったりとリスクは高まりますが、自己責任で自分のフレームを加工・改造するのって夢が広がりますし、思い描いた性能や機能を追加出来て自転車に乗るのがもっと楽しくなります
安全最優先ならプロに依頼するしかありませんが、DIYの楽しみもあると思っています(くれぐれも安全にはご配慮ください)
もっと自転車フレーム作りが盛んになる様に頑張ります!!
残念なお知らせです・・・
velocraftでメインで扱っておりますレイノルズ製のフレームパイプの内イギリス生産の全品と台湾製の531が値上げとなります(涙)
今月(H30年12月)下旬にはvelocraftでも価格改定させて頂きますので、ご入用の方はお急ぎください
※台湾製520シリーズは価格改定はございません